トピックス

2018.07.20

シングルマザーのためのジョブトレーニングとセミナーを開催

在宅勤務が可能な業種の技能開発支援コースを設定。

旧川上小学校シングルマザー移住支援事業がスタートした2016 年の9月に、3週に渡り各週末(土・日)の1泊2日で、無料のジョブトレーニングを実施しました。 移住支援事業では、他市町村の事例でも示されている通り、リーダー役の育成やこれまでになかった町内での仕事づくりが有用です。そのため、このジョブトレーニングプログラムでは、ドローン関連 (おもに操縦資格取得 ) とグラフィックデザイン&Web デザインの2つのメニューを準備しました。対象者は町内のシングルマザーと町外からの希望者で、トレーニングに集中して取り組めるよう、現在は廃校となっている旧川上小学校と幼稚園を臨時のオフィスやトレーニング場として使用しました。

小学校の教室では「ドローン操縦における航空法の座学」が、校庭では「農薬散布資格取得のためのドロー ン操縦訓練」が実施されました。また幼稚園舎では、インターネット回線と専用パソコンを整備して「グラフィックデザインにおけるパッケージデザイン」と「小学校の活用をテーマにしたWebデザイン実習」という2つの演習を開講しました。
PR 不足もあり参加者は限られた人数でしたが、本格的なジョブトレーニングとして、それぞれのシングルマザーは真剣に取り組んでいました。また、この風景が関西系のテレビ番組で紹介されるなど、今までに神河町内にはなかった創造型のジョブトレーニングとして注目を集めるとともにその大切さが再確認されました

将来の地元での起業も可能にするユニークなプログラム。

ドローン講習[ドローン]

ドローンの講議や実習は全国でもパイオニア的な企業である(株)空撮技研が行いました。山名宗悟町長やこの事業の担当責任者の石橋啓明課長補佐もシングルマザーと一緒に苦労をシェアーし、資格取得のハードルに挑戦しました。みなさんはセミナー後もそれぞれの空き時間を工夫しながら筆記試験の勉強や操縦訓練を重ね、見事に資格を取得されました。

このドローン実習と資格取得の集大成として、神河町では全国でも珍しい「ドローンによる広報映像コンテスト」が公募され実施されたことも新しい展開として特筆されるものです。このコンテストには、町外のドローン愛好家やプロの参加者に混じり、神河町メンバーも撮影動画にチャレンジしました。その結果、表現力豊かな映像で〇〇さんが入賞を果たしました。

(参考) コンテストの審査委員長は、ドローン界のカリスマとして有名な請川博一氏。空撮技研の合田豊社長のネットワークによって引き受けて頂きました。

デザイン・web講習[グラフィックデザイン&Web]
グラフィックデザイン &Web 演習はデザイン業界で活躍する(有)ヴォックスにより行われ、参加者がほぼ初心者ということもあり専用ソフトの基礎知識から始め実技へとステップアップを図りました。「町内の名水ボトルのラベルデザイン」、「学校の再利用PRサイト」というテーマで、短期間ながら仕上げまで進み、最後は関係者を前にプレゼンテーションを行って修了することができました。

こうした指導を実施した2つの企業はどちらも神河町と変わらないか、むしろもっとローカルな(一般には田舎と呼ばれる)町に立地していながら関西圏や首都圏でビジネスを展開し、生産や制作は田舎に立地した本社で行っています。このことは技術やネットワークがあれば、日本国中どこに居ても仕事ができるという、シングルマザーの新しい働き方と移住の可能性を裏付ける企業であることが特筆されべきです。さらに言うなら、技術やネットワークに加えて言葉の枠を越えることができれば日本の片田舎にいても世界中と仕事ができることを証明しています。

「共同オフィス」の実現へつながる

ジョブトレーニングの実施は、シングルマザーにとって子育てが落ち着いた後の10年先のキャリアアップへの関心が高いことを示す機会とも言えました。ジョブトレーニングを実施した2016年9月の時点ではシングルマザーは神河町での就業に至っていなかったのですが、その後の神河町の努力もあり、1年半後にはジョブトレーニングを実施した2つの企業に加え数社が参加して「シングルマザー移住支援拠点施設」として共同オフィスが開設され、ここに参加している各企業がシングルマザーを雇用するという第一歩を踏み出すことができました。この成果を踏まえ、理念に賛同して進出した企業がコアメンバーとなり、今までにない業種の発掘と参加促進も進んでいます。現在もこの共同オフィスへの進出打診が寄せられていて、さらなる期待がふくらんでいます。

移住を検討されるシングルマザーにとって、職種の選択肢は大切な要因です。「シングルマザーの神河町への移住」とは「シングルマザーの働きがいの創出であり仕事づくりである」をこれからもテーマとして事業を進めていきます。
昨年の11月に、また今年7月と11月に6市町村共同で、JR東京駅八重洲口から徒歩4分にある「移住・交流情報ガーデン」において「一人親移住セミナー」が開催されます。関東圏ではスキルの高いシングルマザーと出会うことは多く、その方に神河町への移住を決断いただく要因は色々とあると思いますが、大切な決め手の一つはやはり働き方に尽きるかと思います。

現在の共同オフィスは、進出事業所の業務スペースとは別に、会議室と保育のための和室スペースを備えています。会議室は就業希望者のスキルアップ講習や後続の進出企業のためのスペースとして活用が可能です。地元商工会でもシングルマザー雇用に理解のある事業所を推薦してくれています。今後ともジョブトレーニングをプログラム化し、共同事務所のビジネスの集積を図りながら日常的な情報発信拠点としての活用に努め、町外から広く関心をいただける働きがいと仕事づくりをめざしていきたいと願っています。

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